高尾山登山を初心者に勧めるこれだけ理由
高尾山だけは、他の山々と違って、まったくの初心者にもお勧めできる数少ない山です。
・日頃運動しない人でもなんとか登れる
・中腹からリフトやケーブルカーで降りれる
・救助体制が整備されていて安心
・トイレがきれい
・多少寝坊した日でも登れる
・都心から1時間で行ける
このように普段は山登りしない人でも特別な装備なしで気軽に行ける山です。
さらに、1度だけでなく何度でも行きたくなる魅力も備えています。
・ルートが多く飽きない
・四季折々の魅力がある
・山深く街の喧騒から離れられる
このような特徴を併せ持つ数少ない山です。
ミシュランの三ツ星を取ったのもうなづけます。
ミシュランと言ってもレストラン紹介でなくミシュラングリーンガイドという観光地を紹介するガイドブックでどうどう三ツ星を取っているのです。
これだけ魅力的な高尾山をより楽しむために、ある程度、高尾山を知ってから行くのがよいでしょう。
これからはじめてでも思いで深い高尾山登山となるように、もう何十回も高尾山に登ったからこそ気づいた裏知識も交えて登山情報を紹介していきましょう。
電車で高尾山口駅に着いたら
高尾山は電車で行くのもおすすめです。
他の多くの山は電車だけでなくバスに乗り換えないと登山口の側までいけないことが多いのですが、
高尾山を登るには京王線の高尾山口駅で降りれば、徒歩1分ほどで高尾山の登山口に着けます。
これだけ便利な山はなかなかないですね。
その分、土日祝日は朝から混みますが、新宿発の電車に新宿から乗れば座れないことはないです。
一番混むのは高尾山口駅のホームから階段を降りると改札を出る前にトイレがあるのですが、ここが一番混雑してしまうポイントです。
実は改札を出てすぐ左に行くと、もう一つトイレがあるので、この外のトイレのほうが空いていておすすめです。
車で高尾山口駅に着いたら
車で高尾山に行く場合は、高尾山口駅の周辺駐車場を使うことになるのですが、
高尾山登山の最大の難所は、この駐車場に入れるかどうかです。
・市営高尾山麓駐車場
高尾山口駅の近くに80台まで停められる駐車場があり、
近くまでいくとオジサンが誘導してくれますが、
結構、すぐに満車になってしまいます。
料金は、土・日・祝1,000円(平日800円)
満車のときは係のおじさんが手をクロスさせて大きく×を作ってくれるのでここに入れるのは潔く諦め、ここから駐車場探しの勝負となります。
この駐車場が満車ということは周辺の駐車場も刻一刻と埋まってきている時間帯なので躊躇している暇はありません。
この駐車場がおそらく一番最初に満車になるので、ここに入れなかった瞬間からが勝負です。
周辺の駐車場の名前と所在地をここで列挙してもいいのですが、
実際に運転しているときは、そんなの見ている暇はないでしょうし、
ナビに複数の所在値を入れるのも面倒でしょうから、ここではもっと有効な実践的な駐車場探しのコツをご紹介します。
登山の帰りに温泉に入る準備がある人でしたら、
極楽湯と提携している駐車場がこの高尾山麓駐車場の奥にありますから温泉に寄る旨をおじさんに話して奥に進ませてもらいましょう。
温泉に入らなない人や温泉提携もいっぱいでしたら、
Uターンして20号に戻り、左折してゆっくり20号を走ると、天気のいい土日祝でしたらなにやらプレートをもったおじさんやおばさんを見つけることができるときが多いです。
この方たちは、駐車場の誘導してくれているので、この方たちが道路脇に立っているということは空いている駐車場があるということです。
相場は1000~2000円ですが、背に腹は代えられませんから、この方たちの誘導に従って駐車場に案内してもらってください。
普通の民家前に案内されることもありますが、停まれるだけでありがたいと感じます。
高尾山麓駐車場から数百メートル行っても駐車場も誘導のおじさんも見つからなければ、
なんとかUターンして、高尾山麓駐車場を過ぎた先も探しましょう。
4,5箇所駐車場があるので、どこかに停まれるかもしれません。